FXにおける注文の専門用語

IFD注文とは
FXの商品を、新規注文と決済注文を同時に行う方法がIFD。一通りの作業を自動で進めてくれるため、初心者には頼れるサービスとなるはず。
例えば、1ドル100円で購入した場合、105円になれば決済売り、90円の場合は新規買い注文をするのも賢い方法。円高の時に多くの証拠金を出して、円安が一定の基準に達した場合に売る流れです。市場と上手くマッチングできれば、多くの収益が得られます。普段仕事や家事で忙しい人には、時間を掛けて市場レートが見れません。IFDの設定をすることで、その手間が省けます。
ただし、指定した値まで為替レートの動きが無ければ、IFD注文が発動しないケースも。また、市場はさまざまな理由で大きな値動きが出る時があるので、予測通りの動きになるとは限りません。戦略として、可能な範囲で自分も市場レートの確認をするのがオススメです。
OCO注文とIFO注文とは
2種類の注文を一度に出して、片方の注文が約定した場合に、もう片方が自動キャンセルとなるのがOCO注文。例えば、円安により片方が値上がりした時に取引完了ができれば、もう片方の取引が値下がり中であっても終わります。一方、一定の所まで値下がりをした場合に打ち切りとなるケースも。儲けの拡大以外にリスク分散の目的で設定する人はいるでしょう。
IFDとOCOをセットにしたのが、IFO注文。円安時の新規注文以外に利益確定のための指値注文、損切も同時にしてくれます。よりリスク管理ができるのも頼れるポイント。しかし、スリッページという専門用語があります。各種注文がFXの会社に到達するまでの間にレートが変わった時、大きな値下がりがあれば損に繋がりかねません。FXの市場が秒単位で値動きがあるので、対策が必要かもしれません。